概要

なぜ「ともいき主義なのか?」

資本主義と

共産主義の限界

資本主義の前提

資本主義は、終わりのない利潤追求と成長を大前提とします。ここに欲得と利己主義が掛け合わさることで、資本となりうるもの、すなわち人や地球資源を際限なく搾取し続け、使い尽くし、枯渇させるという方向に傾いていくことになってしまいました。

共産主義の由来と限界

資本主義の弊害に危機感を抱いた人々はこれを否定し、「社会主義」や「共産主義」を唱えるようになりました。しかし共産主義とはもともと、資本家への「恨み」を基礎に置いた思想です。つまり人々を突き動かすエネルギーとして、恨みを用いるのです。この負のエネルギーを原動力とする思想が、人々に平和と幸福をもたらす理想郷を生み出せるはずもありません。

「資本主義」や「共産主義」に
代わる主義は何か?

その答えは
「ともいき(共生)主義」
です。

「資本主義」や「共産主義」に代わる主義は何か?

その答えは
「ともいき(共生)主義」
です。

ともいきは自然界の掟

無理のない、より自然な状態を求めればともいきに行き着く

資本主義と共産主義。この全く異なる主義・思想は、それぞれが限界を迎え、最終的に、より自然な形を模索し、ともいき主義に至ります。なぜなら自然の世界では、ともいきこそが、最も無理なく、且つ効率的で持続可能なシステムとして機能しているからです。

植物に見るともいきのシステム

植物界においては、樹木の根と共生している菌類が、窒素とリンを、根が吸収できる化合物に変換してくれているおかげで取り込めています。一方、この菌類は植物から離れて単独で増殖することはできないのです。つまり、両者は「ともいき」の関係でのみ存在しています。

人間も例外ではない

実は人間の身体も全身の細胞が持ちつ持たれつ、「ともいき」の関係で成り立っていることがわかってきています。各細胞も臓器も、支え合い、助け合っています。臓器に上下の格差はなく、脳や心臓などの中央集権支配でもない。例えば「脳腸相関」っという言葉があるように腸内環境が「記憶」に大きく関係している事例などもあり、各臓器は、対等の立場で「ともいき」をなし、それによって人体という驚異の生命システムがつくられ、維持されているのです。アメリカの微生物学者リン・マーギュリス教授(マサチューセッツ大学)や、四方哲也教授(大阪大学)も、微生物が弱肉強食、適者生存、自然淘汰で生きているのではなく、「共生」で生きている事実を実験的に明らかにしています。「ともいき」は人間を含む全ての生命の実相であり、宇宙の根本であり、最も理に適った形なのです。

現在日本が直面する国難

!

日本は今、大きく三つの問題を抱えています。

1. 経済問題

国家と地方は1200兆円以上の債務を抱え、基礎的財政収支は毎年大幅な赤字を続けています。日本人の平均給与は30年以上も上昇せず、平均年収は韓国にも追い抜かれてしました。この「失われた30年」で、日本人がどれほど多くの富を失ったかわかりません。

2. 少子高齢化問題

また、65歳以上の高齢者の割合は、2045年には37%に達するといわれています。その頃には1人の高齢者を1.4人の生産年齢人口で支えなければなりません。年金、医療、介護費の負担はますます重くなっていってしまいます。

3. 精神的退廃

さらには道徳観や倫理観、思いやりが欠如したコミュニケーションが、現実世界でもインターネットの世界でも増加しています。どの世代にもうつ病と孤独が蔓延し、社会的な善悪の判断がつかなくなり、精神的に余裕がなくなっているのではないでしょうか。旧来の主義や体制が行き詰まっているのは明らかです。今こそ革新的な主義と体制が必要なのです。ともいき主義では「自助、共助、公助」、および「三方良し」の社会造りにより、国を建て直します。 それにより、子どもは笑顔を、若者は夢と希望を取り戻し、高齢者も活躍できる社会となります。

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国主として国に責任を持つ人々と共に、
「ともいきの国をつくる運動」を全国に展開していきましょう。

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